-第123回-
起業するならあなたのフラッグを決める!
-売上UPの最短距離を行く-

「でも私なんて特徴がなくてフラッグをみつけることができない」という声をよく聞きます。じつは自分が分からないだけで、それぞれが必ず特徴を持っています。よく自分の事が一番分からないといいますが、普段当たり前にやっていることが、他の人から見て凄い事とだいうのが結構あります。
そこでフラッグを見つけるために以下のようなことをお勧めします
➀創業セミナーなどに参加して4名程度の仲間をつくりそこで自分がどう見えているのかを教えてもらう
➁中小企業診断士のような専門家と話をして専門家からはどう見えるかを教えてもらう
➂中小企業診断士の「DRM認定講座」に参加してやり方を学ぶ
他の人から自分を見ていただいた場合、意外な角度からみてくれる人がいたり、自分が想像していなかった見方を発見できることが多いです。
もし、自分の信念があったり、究極的に好きなことがある人は、それをフラッグにすることが最適です、好きなことだと続けることができるので。
 そして、フラッグの候補を見つけたら次は、ネットサーフィンをします。
自分がフラッグとして立てたいワードを検索すると、そこにはライバルたちがたくさんいます。その際、気を付けなければいけないのは、検索したワードでライバルがみつからない場合、そこにはお客がいないのかもしれません。よく、ブルーオーシャンを狙えと言いますが、ブルーオーシャンは一歩間違えばお客様がいなかったり、時期が早すぎてタイミングがあわなかったり、いつ売上が立つのか分からない可能性が強いです。
 だから検索してライバルがいるレッドオーシャンを狙いましょう。そこにはお客様がいるからライバルが存在するのです。そこでライバルを徹底的に見てください。それぞれの人が何を特徴にしているのかをよく観てみてください。
 ライバルを観察したらそこからの以下のような差別化を行ってください。
➀ライバルが行っていることの反対側を考える
 今の世の中全ての人がそれを好きなのではなく、反対側を好む人も2割程度は存在します。あえてその人たちをターゲットにします。
➁地域を絞り込む
 全国を対象にするのではなく、地域を絞り込んで行う。
 地域を絞り込むことで地産地消など、その地域にあった特徴つくることができます

このように、自分のフラッグをより絞り込んで際立たせることで、お客様に早くあなたの存在を伝えることができ、売上げUPの最短距離を進ことができます。

NPO中野中小企業診断士会   小泉 悟志